クレオパトラな女たち/第4話

クレオパトラな女たち」と言いながら、女たちを描く気まるでないよねこれ? だって主人公の峯太(佐藤隆太)に女たちを理解する気がまるでないんだもん。
まあそこを描かないからって特に不都合を感じない綾野ファンの私ではあるが、恋の成就が幸せにつながるとはまるで思えない裕君(綾野剛)を演じる綾野君の、癒しの表情を映すことしか考えてないみたいなこの番組の作りはどうなのかなあ。いやそんなわけではないんだろうけど、見てても最終的にはそこしか残んないんだけど。
この番組が面白いか否かはともかく、人の恋路を見ているのはおかしいのでそれなりの面白さはあります。そういう意味でまさに恋する人の支離滅裂さを地で行く裕を見ているのはそーとーおかし面白かったんだけどさ。だってなんで峯太の職場についていくってはなしになるんだ? そんなキャラだっけ?
市井先生(稲森いずみ)や星田先生(芦名星)にドラマがないとは言わんが、誰とも関わる気がない主人公のドラマとどう関わるのかなあ。いやグルグルした感想ですまん。なんかこのカブトにおける地獄兄弟のような感じが座り悪くってさー。