クレオパトラな女たち/第6話

脚本:大石 静 演出:山下 司
思ったより裕が面白くなってきたけど、なんつーか大石先生は腐女子くさいなあ。つっか腐女子というより古い言葉でいうところのオコゲ? ゲイに幻想あるっつーか、峯太に対する裕の聖母的献身っぷりが、BL以前の古典的JUNE小説の相手役みたいで一歩間違えたらキモチワルイかも。私? うんちょっとキモチワルイ。良いんだよ綾野君はキモチワルイところが良いの!←ファンの発言かw。
そもそもこのはなしって、峯太と市井先生っていう組み合わせが唐突で興味持てないんじゃないかと思うんだけど(だって峯太って女の目から見て良いとこなくない?)、そういう峯太に対する裕の一途さがぱっと見健気でいじらしい、というのが綾野君PVと呼ばれる所以なんだろうが、大石静も綾野君も、内心の独占欲とかエゴとかはちゃんと見せている、ってところが面白いんだよね。
市井先生のことも葵のことも、結局裕は峯太がそんなことにかまけるのが嫌なんだと思うの。自分の世界には峯太しかいないんだから、峯太だってそんなの気にしなくて良いじゃん、と、腹ん中じゃ思っていると思うんだよねー。
まあ葵と裕のバトルがそーとー可愛かったんで私は満足です。葵と彼の別れのシーンも、別れる時ってあんな風に、いきなり世界が裏返るもんだと私は思うしさ。
ところで回を追うごとに派手になる裕の衣装は、だんだん裕の本性がばれていくみたいで個人的にお楽しみポイントです(笑。