白ゆき姫殺人事件

監督:中村義洋 脚本:林民夫
面白いだろうと思っていたが、想像通りの面白さだった。ほんと。“期待通り”とかじゃなくって、想像した通り。
キャストって、知ってる人ばっかりなんだよね。誰が出てるとか別に気にしてなかったんだけど、見てたら「あ。この人なんだ」みたいな、顔を知っているという以上にお芝居を知ってる人たちで、なんつうか、どんなものを作るか知っている人が思った通りのものを組み立てていく、それを見守る面白さ。
それぞれの思惑の中でいろいろな姿で現れる登場人物の中で、赤星だけが裏も含みもなくペラペラのそのまんま。綾野君がその含みのなさを体現していることは感動的ですらあった。
面白かったよ。