信長協奏曲/第1話

脚本:西田征史 演出:松山博昭
設定の概要を聞いた時点でなにを言っているのか微妙に分からず、序盤はもにょもにょした気持ちで見たけどトータルには面白かった。でもオグリンを高校生って言われてもねえ。よく引き受けたなあ。
まあ高校生にはどうしたって見えないけど(つーか友達もみんな高校生には見えないけどっ(^_^;)、高校生だと思って見れる程度には上手なオグリンなので、そんなには気にならなかった。
つっか戦国時代の常識ってあきらかに変なんだけど、時代劇見る時って「それがこの時代の常識である」って認識を共有して見るわけじゃん? このおはなしの面白さって、その認識を共有しないサブロー(小栗旬)が時代劇の中心になる異化作用のおかしさ……だよね? いや単純に「おかしい」ですませて良いはなしじゃないけど。
でも初回を見るに、実の兄を殺そうとする卑劣さすら死んで見せてチャラにする信行(柳楽優弥)の在り様とか、壮絶過ぎてギャグだよ。柳楽君が熱演だからよけい。
どうでも良いけど、柳楽君って存在感命の子役演技からステップアップしそびれて変なとこ行ったな、と思ってたのに、いつの間にか化けたなー。その化けっぷりを見せる場所があること自体、この業界って懐深い、って思ったり思わなかったりw。