仮面ライダー電王/第41話「キャンディ・スキャンダル」

まあのっけから見事なまでに不幸な(というか、周囲を巻き込む災厄の域に達してないか?)良太郎には爆笑させてもらったんですが、意味もなく遊園地デートな良太郎と侑斗にも爆笑したんですが(撮影にかかった時間もシャレにならんだろうに(^_^;)、なぜ石田監督回のヒロインはこんなにデンパなのか。
つーか見せ方の結果としてデンパに見えちゃってんだろうな。良太郎と侑斗のやり取りとか舞原監督とかがやればシャレにならんくらい重いもんになっただろうし、翔子とD侑斗のやり取りとか長石監督とかがなればもっと少女漫画ちっくになっただろうし、つーかデネブって発想自体が少女漫画してない?
ところで2週間目のクラジャンタロズVer.ですが私はもう馴れた。AAA Ver.も好きだったけどこれも良いんじゃね? OPは毎週変わる555方式みたいだけど、また柴崎監督の仕事が増えてる予感。体に気をつけてねー。というか、今年はもう監督やんないのか? 金田監督が来ないなら可能性はあると思ってるんだけど、今年は現場トラブルが多かったから助監督はシャレにならんくらい忙しかっただろうからなあ。
デネブの行為はデネブの気持ちとしては分かるんだけど、どれだけ記憶をバラまいたってどうせみんな忘れちゃうんだよな? 深く関わった人に忘れられるのもつらいけど、そんなうすーい記憶をバラまいて、覚えてるか忘れてるか自分でも分かんなくなるのもなあ。来週の変身後に「この前ここらでアメ配ってるにーちゃんいなかった?」とか言ってるのがいたらそれはそれで泣くけど。
つーか前に侑斗が良太郎に「おまえだっていつか忘れる」って言ったのは侑斗の事実誤認だよね? 特異点の良太郎の記憶は歴史改変の影響を受けないから。まあ「覚えていられる」ことと「覚えている」ことはイコールではないから、良太郎だって思い出を語る相手もいないまま侑斗の存在自体が消えてしまえば侑斗のことも忘れるかも知れないけど、少なくとも今2007年時点の良太郎にとっては侑斗の存在自体が戦う理由だもん。言い切っちゃうよ、私は。
たとえ今この時代にミルクディッパーで笑っていた侑斗を覚えている人が誰もいなくなったとしても、この前みたいに侑斗が時の流れからこぼれて消えてしまったとしても、良太郎が覚えている限り侑斗の存在がほんとになかったことになるなんてないと思うんだけど。例えば未来で出会う良太郎の恋人に良太郎が18才の頃の思い出として侑斗のはなしをしたとして、「そんなことはなかった」ことになるのか?
なんちゅーか、侑斗はもうちょっと良太郎と思い出を共有することを考えた方が良いよ。君は愛理しか目に入ってないみたいだけど。

という酸化臭漂う能書きはともかく、今週の侑斗が妙にヨロヨロして弱かったのは、デネブが体使ったせいで寝不足だったからか? 良太郎が侑斗を助けにくるなんて! というかソードだったから見た目モモだけど(笑。
翔子ちゃんは退院したばかりみたいなのにあんな遊び歩いてちゃあかんだろというのはあっても、役者さんの柄とか演出とか全体に可愛かったからまあ良いや。こう、侑斗を中心に良太郎パートと翔子パートが分離していて、なんとなくはなしそのものが侑斗の二股ばなしみたいなんだけど(をいっっっ)w、翔子をもっと早く良太郎たちに会わせてはなしに絡めて良かった気はするなあ。
なんとなくソードフォームが出てくるとがっかりする私であるw。今週はカイの出番も少なかった(しかもそのちょっとの出番がみょーに不憫w)し、ちょーっと物足りなかったかな。来週に期待ー。