貧乏男子#8

小さいぞー、オムオムヾ(。`Д´。)ノ彡☆
まあオムオムがムカつくのはいつものことだから別に良いし、チャギーとテルテルがそんなオムオムのところに戻りたいと言うのに手を貸して奔走するのも、一美はそういうやつだから別に良いよ。このドラマって、見ていて一美のやることが正しいとか思わないし、自分も一美みたいにしたいとかできるようにならなきゃとかは、ドラマだからとデフォルメした部分を差し引いても思わないけど、一美の善意の在り様が正しいってとこだけは押さえてるから、一美を「馬鹿なことをするやつ」だとは思っても「馬鹿」だとは思わないんだよな。
家を売ったお金を返しにくる白石君のおとうさんとか、オムオムを抱きしめる一美とか、要するになにかを失って立ち上がる気力をなくした人に対して、なにをあげたらその人は立ち上がれるの?ってはなしだよな。一美があげたのはとりあえず1000万という“お金”だったんだけど、結果的に自宅を売ったお金を一美に返しにきて、じゃあ一美のしたことはムダだったのか?って言ったらそんなことなくて、子供すら放り出してしまうような絶望の中から、とりあえず子供に顔向けできない父親にはならない、ってところまで自分を律する気力を上げたんだよな。
大学行って勉強したいって白石君とか、結局みんな良い方に収まっているのは一美のしたことが正しいわけじゃなくても一美の善意は正しいから、一美の気持ちを受け入れた人はみんな良い方に向いてるんだよな。メガネ先輩とか未海も。そんな中一美の正しさを否定したいオムオムは相変わらず不幸なままだけど。
次週最終回。ラストまで頑張れー。