ROOKIES表BOX/Disc01、02

ROOKIES (ルーキーズ) 表(おもて)BOX通常版

ROOKIES (ルーキーズ) 表(おもて)BOX通常版

アマのサンドイッチ段ボールのメール便で来たからいつものようにカッターで横っ腹裂いたらビニールをカッターで引っ掻いちゃった。あぶねーあぶねー(^_^;。
Disc01が2時間あった第1話、02が第2話、第3話を収録。それぞれにコメンタリがついてるんですが、1話が隆太さんと市原君の主役コンビ、企画の石丸さんと都留プロデューサー、平川監督の企画グループ、2話が中尾君司会の高岡さん、健、川村君、3話が小出君司会のシロタン、桐谷君、五十嵐君、尾上君で、個人的には企画グループのが一番面白かった。全部このメンツでも良かったけどなー。まあそれだと話題も尽きそうだけど。
もともと「セーラー服と機関銃」「パパとムスメの7日間」というすげーココロザシに打たれた番組がTBSにある私は、ROOKIESの企画情報が聞こえてきた段階で石丸さんと平川さんの名前が噛んでることで大分安心してたんだけど、それでもROOKIESの初回見た時は吃驚したな。TBS自体はそんなに良いはなしを聞かない局だけど、ドラマに関してはわりと私好みのちょいダサいけど実直なものを作るという認識でいたけど、ドラマの感想ブログとかやってたら「こういうのはやれないしやらないだろう」みたいな基準ができてくるところを軽々と飛び越えてたからねー。「なにこの本気(^_^;」みたいなw。
はなしとしては1話分でキャスティングはどう考えたのかってはなしで、若菜の高岡君は最初新庄候補だったってはなしがかなり。
ROOKIESのメインって最初に演技の良さで選んでいる感じがあって、その中でシロタンって役の重さの割りに演技が未知数な人だなって思ってたのね。イケパラのオグリンのライバルが良かったからけっこう役者としては好印象だったんだけど、1話の新庄がかなりカンジワルイ役だったから「城田君で大丈夫なの?」みたいな。
結果的に新庄はシロタンで大正解だったと思うし、序盤新庄の居場所のなさはシロタンのあの「ガイジンがいる(・・;」みたいなルックスがなければ出ないと思うんで今はほんと良い選択だと思うけど、若菜って確かにおいしい良い役だけど役の重さから言ったら高岡君じゃもったいない気が最初はしていたからこれはちょっと興味深いはなしだった。
まあ新庄が高岡君だったら見え方は全然変わってたと思うし、結果的に2日考えてシロタンを選んで良かったね、というはなしなんすがね。
1話でもあったけど、私新庄がすげー暴れてセットが乱れて子供みたいな頭になってるシーンが好きなんだ。ROOKIESの暴力って強さは正しい、みたいな肯定的なものじゃなく身を守るためのギリギリの選択であり自分も傷つけるものだっていうのを、新庄は象徴的に表せてると思うのに、シロタンのルックスって無縁じゃないと思うのね。
尾上君が台詞言った後のリアクションまで全部使ってもらえたのがうれしかったって言ってきたはなしとかしてたけど、ROOKIESの見せ方って台詞だけ聞かせれば良いっていうストーリーを分からせる見せ方じゃなくて、台詞のないシーンまで全部含めた気持ちを分からせる見せ方だと思うのね。川藤の長台詞はあっても、台詞の分量は1時間ドラマとしては少ない方だと思うし。
でもそうやって気持ちに比重を置いた見せ方をしていることが、このベタで暑苦しい王道ジャンプ漫画なはなしに共感させる説得力になってると思うんだ。そういう意味じゃいわゆるNG撮り直しじゃなく、テイクを重ねて撮ることが多いってはなしがすげー納得した。筋書きより芝居に説得力を求めるドラマなんだよね。
健的には好きなシーンとして以前とりあげた無言で顔を見合わせるシーンをあげていたのがすげーうれしかったですv。
いろんな意味で楽しいはなしが満載だった。全部コメンタリはつけておいてくださいと芯から思います。っていうか、裏の発売10月って遅くね? 勢い失速しちゃうよ。裏の方が値段高いのに。
まあ落としたことがあったらまた追記するかも、というか、03、04の感想も後で。なんかやっぱりさ。私はこのドラマに健が出てるっていう時点でうれしいよ。