レッドクリフPart1

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さら電以来気に入った映画は猿のように見にいってしまう癖がついたワタクシ。2度目のレッドクリフです。また行っちゃう予感。
三国志は横山三国志と吉川英治版の頭の方だけ。あと「STOP!劉備くん」とか読んでるせいで主なキャラクターと有名な逸話は分かるって感じです。
んでまあ三国志で孔明が金城武というのはなかなか意表をついたキャスティングだったし、公開前の関連番組も面白そうだったんでけっこうウキウキで見にいきまして。
いやだってさ。どこにやられたってまずは孔明ですよ。だって孔明って呼び名も“軍師”だし一般的に知謀の人で、劉備についてる時点で悪役ではないけどどっちかつーと清廉なイメージない人じゃないですか。そんなことない？
んでまあ金城君曰く「一人だけ楽してる」孔明役の彼ですが（アクションないからw）、まずファーストシーンの孔明が馬に乗ってる時点でこっちは「アクションしてるやん！」って感じなわけですよ。孔明といえば車だからw。
その辺の印象もあって、金城孔明は見た目も若いしなかなかアクティブで、知謀の人というより食えないお利口さんって感じでした。ええ大好物でw。
はなしとしては平成ライダーの前編だけ見るようなもんだからあんま感想の書き様もないんだけどね。画面がかっこ良かったとかアクションがかっこ良かったとか小喬がエロかったとかしか。＜アタマワルっっっw。
ただ冒頭のシーンから曹操の動機が私欲であること、劉備の戦いが理想のためのものであることは画面で分かりやすく見せられていたので見ていてすごい気持ち良かったんですわ。私これ見て「ああ。私のツボって“理想のための戦い”なんだわ」って悟ったしw。
頭の方で関羽が捕まりかかったところで敵をなぎ倒し、劉備の旗を掲げて去るじゃないですか。あそこが好きでさー。なんか旗とか衣装とか翻るシーン多かったけど、こういうのって“正義を掲げる”ことの分かりやすい表現で燃えるわ！
で。悪役の曹操も小喬への気持ちと関羽への気持ちとか、私欲なのは確かだけど焦がれるそこには自分なりの思いはあるって感じで良かったです。
どうでも良いけど冒頭のあの大掛かりなモブシーンで、一度伸ちゃんにこんな潤沢な予算を使って撮らせてあげたい、と思った自分にあきれたわ。いや予算あっても彼なら切り詰める気がするけどw。