仮面ライダーディケイド/第3話「超絶」

一条さんが人間のために雄介の気持ちを利用してたなんて、會川さんたらなんてストレートな解釈を!<クウガはそんなはなしじゃありませんw。
ああでも面白かったー。なんかちょっと、ずっとモヤモヤしていた気持ちの答えが出たような気になった。
あのさ。もともと平成ライダーにおける“仮面ライダー”って異分子であることの記号だと思うのね。そこのところで白倉ライダーっていうのはもともと異分子である自分が存在することを、仮面ライダーという戦う異分子になることで赦しを得ようとする存在で、まあその辺は去年からまとめそびれているネタがようやくまとめられるかなって感じなんで詳しくは語りませんが、その中で高寺ライダーである雄介は、最初から戦いの動機が“みんなの笑顔”という“他”だったんだけど、「じゃあ“利他の戦い”ってどんなもの?」というはなしだった気がする。まあユウスケと雄介は違うんだけど、私の文脈においておんなじなんだよね。
つうかグロンギを倒したのに八代さん死んじゃうんだ!ってはなしなんですが、今週はなによりもクウガとディケイドの共闘に燃えたので良いです。平成ライダーにおける共闘の醍醐味は、相手の戦う理由を理解することにあるんだろ?
まあ555を終えて自分の正義はもう良いやと思った白倉さんがカブトで正義を描き損ねた後、良太郎という“シラクラ正義”を描いてしまった後でどんなライダーをやるつもりだろうと思って見てたけど、さすがディケイドは白倉ANNEXですよ。會川さんは分かってると思いますよ。
「白倉信者乙」って言って良いよ。それが芸風だもーん。<開き直るな。
あ。そういえば今週新聞のテレビ欄見てこの番組の表記が「仮面ライダーDCD」になってることに気付いた。そら「仮面ライダーディケイド」は長いよなー。
つーわけで今週からこのカテゴリ[DCD]。[DECADE]は長いだろw。