侍戦隊シンケンジャー/第9幕「虎反抗期」

ダーキュリーならぬダーク流ばなし。アバンの分でこんなはなしなのは分かってたけど(笑。
でも今週は面白かった。丈瑠のはなしだったし丈瑠の人となりがちゃんと描かれてるから茉子やことはの丈瑠評価を鼻で笑っちゃう感じもなかったし、千明が丈瑠を“信じきれない”っていうのも現状の気持ちとして実感のある言葉なんだろうなと思った。
で、こういうはなしだとちゃんと丈瑠って良いなあ、と思うのは流之介と戦う場に出ていって他の連中に手を出すなという丈瑠の言葉が一応流之介を取り戻す手立てあってのことであっても、実際流之介を死なせることになっても、その事実は自分一人で背負う覚悟あってのことだというのがちゃんと分かることだよな。頭の方で千明がじいに「そんなのが強さか」って騒いでたけど、それが丈瑠の強さかどうかはともかく確実に丈瑠の覚悟だし、その覚悟の深さが丈瑠の強さなんでしょ? それが最後まで正しいものとして描かれるかどうかは知らんけど。
虎折神の販促ばなしだったんでしょうがその部分もはなしに絡んで戦闘シーンもボリュームあったし文句なく面白かったです。なんだかんだ言って販促ばなしになると意地でもってドラマを見せる靖子にゃんのこういうとこは好きよ。でもって丈瑠に刃を向けた流之介に丈瑠がかける言葉が、自分は彼等を切り捨てる覚悟があるという前提でもって、「すまん」じゃなく「ごめん」なのがカワイイというか、丈瑠が良いって人ってこういうのが可愛いんだろうなあ、と思った。いや私がそう思うかどうかは別よw。
来週は千明のはなしだ。楽しみーv。