仮面ライダーディケイド/第17話「おばあちゃん味の道」

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DCD開始当初予想した平成ライダーリ・イマジネイションとしては面白かった。本編ではまったくどんなはなしか分からなかったカブトがどういうはなしであるべきだったのかということは分かったと思うし、今日のはなしが始まった時には「なんでこのはなしをあんたが書かないのよ米ちゃん」と思ったもんだけど、見終わった時には「そりゃあこんな真っ当なはなし米ちゃんに書けないよなー」と、カブトのメインライターに米ちゃんを連れてきた白倉さんがいかに“分かっていなかったのか”ということもあらためて分かった。カリスマプロデューサーはいろいろ大変だねー。まあ守るべきものを知っていた天道は、最初から白倉ライダーとしては異端だったってことは分かったよ。
でも今週もつーちゃんはつーちゃんじゃなかったけどさ。おばあちゃんの言ってることなんか、最初から分かってるのがつーちゃんじゃん。まーくんは可愛かったから別に良いけどーヾ(。`Д´。)ノ彡☆←口と態度が違う。
「俺が正義」な天道という尺度が存在し得たカブトの世界でなら、ワームという“境界線の向こう”の存在がドサクサ紛れに“わたしたち”と共存する世界も描き得たのに、と、2006年から2007年頭に感じ続けた苛立ちの答えもいただけた今回でした。もうこの後なにがきても受け止める覚悟はできたよ。うち萌えブログだからたぶん見てる人が思ってるほど白倉さん評価最初から高くないし。
どんな展開がきても士のキャラで繋げられるくらいの勘の良さはまーくんは持ってると思うんで頑張ってください。ラストの海東とのやりとりはちょっとだけ面白かったよ。
でもまあユウスケをちゃんと絡めないとつーちゃんが可哀想な子に見えるから、そこは頑張って欲しいかなあ。士は可哀想な子じゃないとこが、白倉ライダーにしちゃ新しくて良かったんだけどなー。