シャカリキ!/全18巻

画像は17巻。表紙がユタだから!
えー。DVDをお借りした某さんに秋田書店版の全18巻を貸していただきました。たいへん遅くなってすいません。
単行本11巻からの8冊分がツールドおきなわで、レースの山岳賞争いまではほぼ皇帝と輝の一騎討ちなもんでユタも鳩村も出る幕がなく大変さみしい思いをしたんですが、ちゃんとレース終盤で輝と鳩村、輝とユタの決着をつけてくれて良かったよ。
私はどっちかっつーと少女漫画育ちなんでこの手のスポ根ものも少女漫画的に、少年ならではの上昇欲求とか、戦える相手を得ることで自分を見つけるみたいな、自己確認の先に高みを目指す、みたいな文脈で読んじゃうんですけどすげー泣けたし面白かったです。皇帝のキャラが予想外にツボであの攻防の辺りから涙目で見てました。由多監督が言ってたように自転車レースって「誰よりも前へ」という思いを自分の大変さで前に出す競技で、そこで「誰にも負けない」と意地を張る酒巻皇帝(30)含め、男の子の意地とプライドの物語なのがすげー燃えました。
遠藤雄弥、鈴木裕樹中村優一のD-BOYSメンバーで映画になったけど、原作と同じ三人とも亀高展開で2クールくらいの30分深夜ドラマとかでやんないかなあ。ロケ的に石渡山くらいまでで終わって良いから。←その先まで行くといくら鍛えても俳優のやることではなくなる気がする(^_^;。
あ。鳩村は違う人で良いですw。
最近クロ2関係の本とか見てたらついホリランを思い出しちゃうんだけど、上昇欲求のある人が表舞台にいるのが良いことなのは確かだけど、作りの安さをやる気のある人間の人海戦術でカバーするような深夜ドラマを今こそ、と思うんだけど。こんなに若手のいい男がいっぱいいいる時代に、執事やホストで並んでるだけじゃもったいないじゃんよー。