東京DOGS/#6

http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-dogs/index.html
「面白かった?」と言われたら微妙な気はするけど、いろいろ楽しかったんで面白かった気がする。気のせいかも知れないけど。てかもっと早く今週みたいに、奏(小栗旬)の事情をみんなに知らせて、事件も神野周りで見せていけば良かったんだよ。そうすれば、マルオ(水嶋ヒロ)が奏にキャンキャン絡むのがうぜー!とか、奏のテンションと薄い事件のバランスが噛み合なくてつまらない、とか思わないですんだのに。
というわけで、「やっぱオグリンはやっちゃんの方が似合うなあ」とか、「やっぱヒロたんはやっちゃんやるにはかっこ良すぎるなあw」とかが楽しかった理由な気がする。「おめーがやっちゃんばなし好きなだけだろ」とつっこまれても否定はしませんw。だってやっぱし今でもトップレベルのスタイル良い男と動ける男が、ヤクザ相手に立ち回ってんのはかっこいーですよ。評価も甘くなるわ!
単純で気はいいマルオが奏の事情を知ったらどうなるかってところで、そこでもマルオが奏の事情を知ったことが利いてると思うんだよね。結局このはなしって中心にいるのが奏だから、奏に対してどういう人間かってところで人物評価が決まっちゃう、というのは、私がオグリン目当てに見てるからじゃないと思う。このはなしが当初の触れ込みに関係なくバディものに見えなかったのは、なによりもマルオ自身に奏の力になりたい、って気がなかったからだと思うもん。でもって由岐(吉高由里子)のことにしてもマルオにしても、そういう暖かさをなんだかんだいってうれしいと思っちゃうくせに、うまく答えられないのが奏という人間の可愛気だしね。
つっかオグリンのANNに来た勝地君が#6で殴られるって言ってたと思うんだけど、そんなシーンはなかったし、そういうやりとりもなかったよねえ? ヤクザに言われて殺そうとするシーンでもないだろうし。#6っていうのがカン違いかなあ。堀川と彼女のウザキャラぶりはちゃんとおかしくって良かったし、ホテルでの奏とマルオのやり取りも、いかにもながらおかしかった。東幹久も今週は面白かったし、バイト先に張り込んでる刑事とか、妹の彼氏の韓流コスとかの小ネタもおかしかったな。
まあなんで裏切り者の吉村君に手下がいるのかとか、由岐の記憶にまだ裏がありそうとか本筋は相変わらずとってもペラいんだけど、そんなDEEPなはなしは別に望んでないから良いです。とりあえず楽しいはなし見せてくれw。