仁/#10

http://www.tbs.co.jp/jin2009/
「仁先生はほんとに咲がいないとダメだなあ」というわけで、今週はダメダメな仁先生であった。何度「ダメだよ仁先生!」と画面につっこんだことか(^_^;。
自分の縁談を野風(中谷美紀)の身請けばなしと同じに考える咲(綾瀬はるか)は明らかに世間知らずなんだけど、仁(大沢たかお)が好きなのに気持ちが届かないという時点で同列なんだよね。そしてそれが同列であると迷いなく思うところが野風のいう「咲が大好き」なところなんだろうし。まあ仁にとって「親子ほどの年齢」の咲が「今まで経験がないほど」仁に夢中になっちゃうのは、身内以外の男と知り合う機会のあるはずもない武家のお嬢さんが、そんな壁意識のない男と暮らしちゃったから、というのもあると思うけど(^_^;。誰でも気付くようなことを仁先生はなんでまったく気付かないかなー。竜馬(内野聖陽)が「なんで咲があんなに良くしてくれると思う」って聞いた時に、「咲さんは良い人だから」と素で言いそうでハラハラしたw。
もっともそれはあながち間違いでもなくて、恭太郎(小出恵介)と同じように目の前で困っている人がいたら放っておけない咲が、目の前の人のために身を捨てて働く仁を見ていたら好きにならないはずがないと思うの。でもその仁の行動の大半って咲がいたからこそできた行動なわけで、なんつーか仁先生って……(θ_θ;。ついでに娘や妹が、全然その気のない人を好きでいる、なんていうのを間近で見る羽目になった栄(麻生祐未)や恭太郎もお気の毒だなあ。
乳ガンが予測できるのに未来の出自を野風とご隠居の子孫と決めつけてオニになっちゃう辺り、仁先生はホントダメなんですが(あれ、あの時にやることやってて胸の異変に気付いてたら野風が死なない、ってことだったんちゃうの?)ほんとどうなるんだろう。そして毎週抱擁シーンのある大沢さんと内野さんは、吊り橋効果で恋に落ちちゃったりしないんだろうか。←しないよ。