東京DOGS/#10(最終話)

http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-dogs/index.html
なんか置き引きくらいで発砲されたらタマランし、日本の警察離れてNYに戻る今の奏(小栗旬)が、拳銃持ってること自体不法所持じゃないのか?、というのはこの番組の場合突っ込んでも仕方ないよね。でも奏がマルオ(水嶋ヒロ)を嫌いか否かは別に、二度とコンビ組みたくないのは本心だと思うし、事実としてこの二人相棒とかじゃないと思うの。
この期におよんで自分が神野をどうこうできると思ってる由岐って最後まで糞Bitchだったなー、としか……。神野もハタチのコムスメ相手に「心を許しあえた」って、職業隠してる時点で許してないし、職業バレた時点で条件違うだろうよ。100歩譲って付き合ってる相手がジャパニーズマフィア(なんでヤクザって言わんの?)のボスなのは「お金持ちなんだー」と流せても、目の前で何人も殺すような人なのはイヤだろう。でもこの番組の問題点として、由岐(吉高由里子)が現状奏に惚れてなかったら神野(仲村トオル)が人殺しでも気にしない糞Bitchに見えたのはかなりあると思う。恋愛体質の非常識が許される感じは吉高由里子の得な柄だけど、相手がこれだけ大物だったらそれも限界あるよ。だってこのはなし殺されたのが甲斐崎だから流しててもギリギリセーフだけど、可能性として真紀とか西岡先生(ともさかりえ)とか殺されてても不思議ない感じなのに、由岐ってそうなっても自分も傷付いたんだから悪くないって思いそうな感じだもん。いやそう思ってる時点で本気で傷付いてないだろって私は思うんだけどね。
でもなんかスーツの小栗旬がかっこよくて高倉奏が可愛かったから、この番組はそれで良かった気がする。最終回の今日はかなりわりきった広い心で見られたから、見返したら「ああ奏かっこいー。堀川(勝地涼)おかしー」と笑って見られる気がする。だってもうそれ以上の期待ないもん。
奏はああいうアホ上司がいてもNYの方が良いだろうし、由岐と別れるのも寂しくないんだ、という結末になんの疑問も感じない番組であった。オグリンお疲れさま。