宿命1969-2010/#4

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そもそも1969年まで遡って、この有川三奈(真野響子)という人の身勝手さってなんなのかなあ。人の人生なんだと思ってんの? 今日はさすがに宣子(小池栄子)に同情したよ。実家での様子が良かったこととあわせて、ほんととっとと換金してこの人たちとは縁を切って、地道に幸せになった方が良いと思うぜ。
だって宣子の状況に同情の余地はあると思うけど、10年付き合ってて結婚の意志を確認しないのってそれ、する気ないのを分かってるからだと思うよ。結婚してくれとか言わない自立した女を気取るのは結婚してくれって言えないすっぱい葡萄の論理だし、リーチのかかった年になって見栄張る気力がなくなったところで、してくれと言ったら自爆したからって恨むのは違うんじゃないかなあ。といっても今週の三奈の仕打ちは、恨んで当然だと思うけど。
そもそも近親婚なんて昔は普通のことだったんだし、崇(北村一輝)も尚子(上原美佐)も事実を知ればショックは受けるだろうけど気持ちの整理できると思う彼等なら。いや近親相姦推奨するわけじゃなく、この人たちなら仮面夫婦くらいやり遂げるだろうってはなしだけど。
白井(奥田瑛二)にしても崇にしても権力欲だと思うから“そんなもの”に見えるかも知れないけど、自分の能力とか価値観とか総動員した目標を、若い頃の思い出に学生運動やってた女の不始末で台無しにされたんじゃ浮かばれないと思うけどなあ。人にはそれぞれ優先されるべき価値観があるんだよ透君(細田よしひこ)v。