龍馬伝/第7話「遥かなるヌーヨーカ」

http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/index.html
演出:渡辺一貴
1854年龍馬19才、以蔵16才、武市23才、弥太郎20才(生年より単純計算)
「また大友さんがわけの分からん演出を」と思ったら違う人だった。渡辺一貴って刑事の現場2の真っ暗なはなしの人かー。今年は土曜ドラマの演出してる人が多いけどじいちゃんばあちゃんはついてこれてるんだろうか。ちょっと心配。だって私ついてはいけるけど時々ついていきたくないw。
人さまのおうちで家人がトイレ入ってんのに大騒ぎで喧嘩してる小僧3人とか、そらこいつらの気持ちとしては分かるけどやってるのはアラフォーだからなー。ちょっと寒いよ。
んで土佐の田舎で世間の実態も知らずに攘夷の旗頭を気取る武市さん(大森南朋)が演技からチンピラだったのはシーンの見せ方的に演出の指示だと思うがこれってどうなんだろう。すっかりひねくれて星を睨んでるけどそんな武市さんでも以蔵(佐藤健)は慕ってるのに、以蔵の幸せを祈ってやれない武市さんってやっぱダメかも(^_^;。←でも好きw。
プロポーズされて塾を辞めちゃう加尾(広末涼子)とかそら仕方ないよなー。なんか武市さんとか弥太郎(香川照之)がいなかったらここまで歪まなかった気がする。ちょっと可哀想w。
黒船襲来という事実に対して攘夷という形で体制への忠誠を見せようとする武市や、そんなものは関係なく自分が成功することだけが肝心という弥太郎に対し、自分は黒船を作って家族みんなに世界を見せるのだという龍馬の言っていることは、自分の興味を家族と分かち合うことが自分の幸せなんだって言うことだし、そう言える龍馬の大きさは、その望みを聞いて「うれしい」と言える八平の大きさがあるからこそだろうし、そう思ったら武市の思想の不自由さとか弥太郎の思想の卑しさも出自の故なんだろうからちょっと可哀想w。
まあ攘夷を口にするのにそれがどういうことはまるで分かってなくて、気持ちとしては江戸がどんなとこかの方が興味ある以蔵は今週も可愛かったです。満足w。