ブラッディ・マンデイ2/#07

http://www.tbs.co.jp/bloody-monday/
脚本:渡辺雄介 演出:麻生 学
なんかどんどんひどさの底が深くなるなあ。ハッタリだけのはなしにしても、今日とか最低限の状況説明すらできてないじゃん。役者が可哀想過ぎる。
見ている人がそんないないであろうものを例に挙げて申し訳ないけど、冒頭の神木くんと春馬(あえてホーネットと藤丸でなく)のやりとりとか、狂気に囚われた少年と対峙するというエチュードレベルのものにしか見えんけど、一応ドラマの体裁とってるこれより、THE GAMEのKing's gameの方が、よっぽどリアリティあるし感情移入して見られるもん。死を目前にして自分に好意を向ける男への同情を好演する満島ひかりとかいろいろ、その感情がリアリティを持つシチュエーションや状況ってもっとあるだろう、って思うんだよね。ドラマを面白くすることに脳みそ使わな過ぎる。すごい素朴に、「なんでこんなつまんないドラマ作って平気なんだろう」って素で思うもん。こんなドラマのスタッフにクレジットされるの私なら嫌だ。
先週のサブタイトルでは藤丸(三浦春馬)の最愛だったはずなのに心配もされてない音弥(佐藤健)とかつっこむ気もしません。ほっといてももうじき死ぬJ(成宮寛貴)を殺すために、あそこまで頑張る必要はどこにあるんだ、っていうのはさすがにつっこみたいけどw。
一応視聴リタイアはありえませんが、その場その場のエチュードレベルでも好演している春馬に比べ、このドラマの健は誰かが健の着ぐるみを着て演じてるんじゃないかってくらい生彩ないんだけど。でも感情レベルの辻褄を考えることならseason1の方がまだできたよなあ。たぶんそれがあるからいろいろマシでもseason1よりこれの方が見てて消耗するんだと思う。