佐藤健関連雑誌。

週刊文春4/1号


はまぞうはもう出ないので写真だけ。「旬な男たち」最終回で健登場。他は誰だったんだろう。
凝ったデザインのシャツとかタックパンツとか、なんとなく80年代テイストw。カラーグラビア4Pで、最終ページのロングショットの上1段に短く紹介記事。「役者はぼんやりした夢でした」のタイトルで「役者の仕事に興味はあったけど、ぼんやりした目標で友達にも話せなかった」というはなし。
その昔ザンキ時代の松田賢二が、「大道具を手伝った高校の演劇部で、なんとなく舞台に立ちその気になった」と言っているのを見て「ああ。すっげえ分かる!」と思ったもんだけど、あの人とか世代的に一緒くらいっていうのもあって、すごい役者を目指すルートとして分かりやすかったんだよね。それで俳優座養成所とか、トドロキ@川口真吾の桐朋大学とか、うちら世代の俳優志望ルートとして、ある意味標準的なもんだったから。
お芝居を「見るもの」だと思っている人には分からない感覚かも知れないけど、「役者になりたい」って言うのって恥ずかしいんだよ。上京してエキストラ登録していろいろやってた他校のOBとか、県下全域の演劇部関係者に知れ渡って笑われてたもん。もちろんそこで芽が出たら、手のひらを返すのが人間なんですけどね(・∀・)
健は「役者になりたいと言えなかった」って言うけど、実際は「なりたいと思わないようにしてた」って感じなんじゃないかなあ。たぶんお芝居見た時に「自分だったら」と思わない人はそもそもそんな風に思わないと思うけど、「自分だったら」の後に続く、実際にやった時にそんな風にできるのか、自分の“つもり”が見る方に伝わるのか、というそれは、程度の差こそあれ健がこの世界に入って実感したことだと思うけど、実際には自分の思ったものを完璧にできるだけの身体能力のある若手なんかそんなにいないし、その不足を補う要素もいっぱいあるんだから、そこに身を置くだけの華がある(ですませることでもないけど)と認められることこそが肝心なんだけど、「自分にはそれがある」と信じることこそ、ある意味一番恥ずかしいんじゃないかなあ。
育ちの良さそうなおっとりした表情のショットが4枚。なんとなく、私が「以蔵役の若い子」として一般層に認知して欲しいと思ったキャラそのまんまでご満悦w。

+act./2010.5

+act. (プラスアクト) 2010年 05月号 [雑誌]

+act. (プラスアクト) 2010年 05月号 [雑誌]

ネットの評判は良かったのだが、予感はあったので最初にテキストのクレジットを見たら、miniと同じ人で「ああやっぱり」って記事だった。せっかくプラスアクトに載るようになったのにずっとこの人なのかなあ。これだったらギャオマガとか載る方がずっとうれしい。
話題としては「TRICK」が多くて、でも私がTRICKを知らないのであんま言ってることが分かんないし、それ以外は自分はどんな人間か、みたいなあんま実体のないインタビューだった。印象として、JUNONとかあの辺のインタビューとどこが違うのかよく分からんよ私には。
思うけどー。なんによらず健を評価してる人の関わるものは面白いんだけど、健を「すごい」という人の出すものはちょっとキモチワルイ。私が健を「すごい」とは思ってないからだ、という、それだけのことなのは承知してますが(^_^;。
写真は7枚。オールホワイトでえっとーーーー。
……まあきれいかったよ。
でもまあ綾野君のシュアリー関係とかもあって本は面白かったよ。メインは向井理だったし。