絶対零度〜未解決事件特命捜査〜/#3

http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html
脚本:浜田秀哉 演出:岩田和行
前2話とは脚本家が変わって、ちょっとおふざけ要素がうるさい感じはあったけどはなしは面白かった。配属から立て続けに未解決事件の突破口を見つける桜木(上戸彩)の優秀さは“ノロマな亀”どころのはなしじゃないんだけど、そこから事件を解決するのは特命捜査課というフォーマットが桜木のオミソ扱いを笑いばなしにしつつ、愛すべきものとも見せてて実に好い感じ。思わず過去の上戸作品に思いを馳せて、「あれもこうだったらどうなっていただろう」と思ってしまいますよ、って、そこまで上戸彩が好きですか私(^_^;。←微妙w。
被害者の足取りをたどる中で、そこが自分も通っている道である、もしかしたら自分も被害者になったかも知れない、とか、被害者の夢が絶たれたことに共感する気持ちに若さでは片付けられない上戸彩の柄がすごい利いてるし、ほんとこのまま行ってほしいなあ、と祈るような気持ちでいます。変だなあ。そんなに好きだったかなあ。
すげー思い詰めた顔してて「これで俺の人生に解けなかった問題はなくなった」という満点男深沢(丸山智己)のオチには微妙に脱力したし、過去の事件を起こし、さらには息子に同じことをさせていたという事件の真実の救いのなさはスルーですか、というのはあったけど、そこから“事件が解決していない”というのはどういうことかと改めて気付く桜木とか、被害者遺族が訪ねてきたと聞いて当たり前のように居ずまいを正す捜査課とか、今までのこの枠の番組とは基盤となる常識が違うよなー。なにがあったのかしらw。
ととと忘れてた。来週は北条隆博君が出るそうです。