mother/#6「さよならお母さん」

http://www.ntv.co.jp/mother/
脚本:坂元裕二 演出:水田伸生
なんだかはなしがますますJUNEです。うん。この二人のこれは“恋”だと思うw。
#1の怜南(継美@芦田愛菜)の状況を見て同情しない人はあまりいないと思うけど、それは所詮「可哀想な子供がいる」という認識でしかないよね。自分の孫や姪だと信じて共に暮らしてきた鈴原の家の人にとってさえ。でもただ一人奈緒松雪泰子)にとっては、世界中の誰を悲しませても継美を悲しませるわけにいかないんだ。世界で何人の子供が泣いていてもそれは奈緒の問題じゃないけど、継美が泣いていることは奈緒の問題なんだ。
そういう風に、世界中のすべてを捨てても構わない“一人”と出会ってしまったことの重さとかそういうのがううセツナイ。それがそれ以外のすべてより重いからって、それ以外のものはどうでも良いわけではなくて、切り捨てることには痛みも悲しみも伴う。それは仁美(尾野真千子)より奈緒を選んだ継美にとってもさ。だって怜南より自分の方が好きだからって仁美が怜南になんの気持ちもなかったわけではないし、それは誰より怜南にとって信じたかったことだから。
なんかねえ。「今頃なに言い出すんだ」と思われると思うけど、私この番組見てたらすごい、地獄兄弟のはなしって、兄貴サイドから見たらJUNEだったんだと思うよ。うんごめん。分かる人だけ分かってw。