タンブリング/#6

http://www.tbs.co.jp/tumbling
脚本:清水友佳子 演出:浜 弘大
おはなしは面白かったがびみょーに悪い瀬戸君っていうか、なんだかいつまでも同じところでグルグルしてるこの感じ、変に既視感あるんだよなあ。「ああ渡*1と一緒(θωθ)~*」とか思わせるのマズイよ瀬戸君。こういうの見ると確かに鷲津の彼(中土居宏宜)の言うことは正しいっつうか、悠太(瀬戸康史)にキャプテンは務まらないって気がする。「キャプテンの僕がこんなだと、みんなが不安になる」と言いながら、自分の見栄で話せないようにしか見えないんだもん。
でも全体としてはそんな悠太の不安に対して、俺たちみんながついてるんだから一緒に頑張ろう、と躊躇なく言い切る部員の絆に過去の放送が圧倒的な説得力を与えてるんで、この下手したら予定調和でキモチワルイはなしになりかねないはなしが、キモチワルイどころか熱くて楽しい。「おまえら仲良すぎー」って思うけど、笑っちゃうくらいカワイイもんw。
んでそんな悠太の秘密の一方で航(山本裕典)の抱える秘密があって、みんなにそれは言えないけど誰かに言いたい気持ちを、秘密を抱えた悠太には言える航とか、それでもなんにも言ってやれない悠太とか、人格者でもなんでもないけど付き合いの長さゆえにあっさり言ってしまえる亮介(三浦翔平)とか、それぞれがそれぞれの位置でお互いを思いやる気持ちが、死にキャラのひとりも作らずに立ててると思う。自分がメンバー入りしたせいで日暮里(賀来賢人)が控えに回った木山(大東俊介)の戸惑いとか、それで良いのかと悠太に聞く木山が前に座った裕太の隣の水沢(柳下大)が一瞬視線を外すとか、その後ちゃんと向き直って木山に話すとか演技も細かいしw。
兄貴に話しかけられても返事もしない火野(西島隆弘)とか絶対問題あるし、そこのところを現れた父親に戸惑う航に絡めて見せるとか、柏木(AKIRA)の過去に絡めるとかのはなしの流れも上手い。ほんとこの番組は良いTBSだなあ。ブラマンはなんだったんだろうって思っちゃうよ(θωθ)~*