警視庁失踪人捜査課/case09(最終話)

http://shissou.asahi.co.jp/
脚本:福島治子、渡辺雄介 演出:田村直己
なんかいきなりディケイドエンドっつうか、「えっなにこれ。映画待ち? 来期あり?」という終わり方であった。いやまあ番組全編を通して主人公に関わる失踪事件があることが語られていたからといって、それを番組内で解決しないといけない、という決まりは確かにないんだけどさ。「ふつーはそれして最終回だろ」っていうのは思い込みっちゅうもんですね。
それでも最後の最後になって、「高城さん(沢村一樹)の娘さんの手がかりが分かりました!」→終了、っていうのはええっっっ、でした。大ラスのナレーションで目が点状態。まあふつうとかなんとか以前の問題として、単純に高城の人物像の帰結として、娘の事件の解決は見たかったよね。
ずっと内勤ちゃんだった森田(黄川田将也)がバナナは食うわ、醍醐(北村有起哉)に絡まれるわのキャラ立ちまくりでなんだか見てて恥ずかしくなったとか(なんでだw)、しかもそれで追いかけるのは仮面ライダーカイザ@村上幸平かよ、というのはありつつ、最後まで犯人にも捜査課員にも目を配った良い番組でした。先週書きそびれたけど先週も面白かったし、前期の宿命に続いて面白い枠になってたなあ。明神(森カンナ)は最後までなんだか空気だったけど。いっそ夏みかんみたいなキャラだったら面白かったんじゃなかろうか。
来期は山田優かー。面白いと良いな。