ゲゲゲの女房/第12週〜14週(#67〜84)

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第12週「連合艦隊再建」

自分で貧乏の自覚を持ったら考え方が貧乏臭くなるってぱっと聞いたら正論なんだけど、家族がいるのにお金のかかる趣味はやめようよおとうちゃん(^_^;。
水木家も戌井さん(梶原善)ちも貧乏神に取り憑かれてどうしたもんかと思ったが、そこをきっちり支える布美枝(松下奈緒)は良い感じだった。つか私、あさイチでリアル布美枝さん(水木氏夫人布枝さん)見てから、「この人絶対自分の性格を誤解してる(^_^;」と思ってはなしが素直に見れなくなった部分はあるんだけどさw。そこは向井リーも言ってたけど、あの水木しげるを支えた人だからねー。
「看板屋にでもなるか」という茂(向井理)の言葉に揺らぎつつ、なんでもない顔で暮らしに戻る布美枝が良い感じ。良い嫁さんだw。
そういえば貧乏神人間体の片桐仁は軽く衝撃だった。大蔵省の役人と同じ顔だけどそこは良いのかw。

第13週「初めての里帰り」

冨田書房の社長(うじきつよし)の顛末がさりげなく良いはなしだった。人間どんな状況でも勘違いしないで生きるって難しいもん。もともとそんな高潔な人でもないだろうしw。でもどんな人でも、なにかを好きだと思うとか、好きさをなにかの形にしたいと思う気持ちには、なにがしかの理想はあるもんだと思うんだよねー。
相変わらず専制君主のおとうさん(源兵衛@大杉漣)はどうかとは思うけど、あれもあの人なりに大真面目に子供を思ってるからなんだろうし、なんつーか貴司(星野源)が源兵衛を信用しなさ過ぎなのもちょっと良くないというか……。うまいこと藍子の事故で源兵衛が子供も大人になっていることに気が付くとかはまあおはなしなんだろうけど、この脚本家(山本むつみ)のそういうエピソードをドラマの形に構成するスキルはほんとすごいなあ。

第14週「旅立ちの青い空」

「つらいのは死んだ人間だから生きている人間には同情しない」っていうのは正論だけど、しなくて良い苦労してる人には同情するけどなあ。家計苦しいのに旦那がプラモデル買う奥さんとか(^_^;。
えっとゼタってガロだよねー? 私ガロは原稿料出ないって聞いてた気がするけど勘違い? 昔は出たの?
美智子さん(松坂慶子)に同人誌作って見せるの楽しみにしてる太一君(鈴木裕樹)に黙って引っ越すってヒドクない?、とかはあったけど、美智子さんはすごい良いキャラだったと思う。つらい思いをしているからこそ他人を責めることができない人の、弱いからこその優しさとかそううのがさ。政志(光石研)が金メダルかけるシーンとかほんとこのドラマは上手いよなあ。
10月10日って体育の日じゃなくなったけど、晴れの特異日なんだよね。あの青空は良い絵だった。

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でも全体に布美枝は藍子がいるのにボンヤリし過ぎです。別に子供好きじゃないけどあの子はカワイイv。