ドリフト5

ドリフト 5 デラックス版 [DVD]

ドリフト 5 デラックス版 [DVD]

監督:神野 太 脚本:高木裕治
タンブリングの水沢がお気になワタクシに、某さんの弟さんオススメの柳下君2007年の出演作でございます。いろんなとこから「おまえはそんなもん見てる場合か!」と怒号が飛んできそうな感じですがねははは。80分くらいだからうん。
つっか悪食のワタクシといたしましては、某amazonレビューのあまりの低評価に、ちょっとウキウキして見たんだけど、見たら全然マトモで拍子抜けだったよ。みんななにがそんなに気に入らないの?、と思ったら、走りのシーンが明るいからか。そのくらい目ーつぶりゃ良いのに。
まあはなし自体はつっこみどころありまくりなんですが、これ筋道としては一番責められるべきは利泰(谷口賢志)だと思うんだけどね。年32,3くらいの役でしょ? その年で現役退いて10年の走り屋が、若い子に煽られて友達をたきつけるってどうかと思うの。伝説の走り屋・彰(松尾敏伸)が自分で走るって言ったんならともかく、現役バリバリの子におっさんが勝てるわけないじゃん。子供に説教するんだったらやり方間違えちゃ駄目だよ。
ただ小僧にコケにされたおっさん(元小僧)の気持ちの流れとして、友達をコケにされた仇討ちで封印していた走りに出ていく、っていうのは納得できると思う。だからって死ぬか生きるかってはなしにしなくて良いと思うけどさ。シートベルトした意識のある状態で平地で事故ったくらいで、そう簡単に死なないと思うようん。まあその流れが、EDで彰が片岡(柳下大)に言う「人の命がかかっていることを忘れるな」になるんだからしょうがないかなって思うけど。お仕置きされた片岡の「すいませんでした」はカワイクって良かったv。←ドSw。
つっこみどころはいっぱいあるけど、伝説を笑うガキンチョ片岡・矢竹(中川真吾@Wの真倉刑事)コンビが、頭文字Dの女の子の走り屋コンビみたいな感じに、おねーちゃんっぽく憎たらしくって私は好みでした。水沢のケナゲさが好きだった人にはお勧めしませんがw。つっか二人の取り巻きで汐崎アイルとか出てるけど、峠にこんなのとか柳下君とかいないだろ。こんなのが走ってるんだったら見にいくわw!
おっさんチームは必要以上にださかったですが。主役の彰が見るからに保険屋さんですげーダサイのに妙に美人で、「これ誰だっけ」と思ってたら松尾君だった。美人はダサイかっこしても美人だというはなしです。あとおっさんチームで出ている西興一朗が全編可愛かったんでそれも良かった。サラリーマンスタイル可愛いw。
つか10年前にはきっと鈑金屋とかスタンドの店員とかだった彰が、妻の流産(つってもあの腹で流産はないと思うw)をきっかけに保険屋に転じてあの家を建てたんだったら、それは完全に人生における正しい選択だと思います(^_^;。
見ていて一番嫌だったのは片岡のGT-Rのカラーリングがダサいことだったりするんですが、トータルには全然楽しかったです。このシリーズ、遠藤雄弥とか五十嵐隼士とかもやってるんだよね。さすがにもう買う気はないけど、レンタルであるなら見たいな。つっかD-BOYSはちゃんなかの湾岸ミッドナイトっつーのもあったけど、走り屋もののパイプでもあるのか?