Q10(キュート)/#2「ここは生きてゆける場所ですか? 人魚姫とオタクの恋」

http://www.ntv.co.jp/Q10/
脚本:木皿 泉 演出:狩山俊輔
つっかQ10がロボットなのはともかく事実として山本(蓮佛美沙子)は人魚じゃないし、王子様だって気持ちを整理する時間は必要だと思うから、自分がそこで生きていけないという結論を出しちゃうのは良くないと思うけどさ。
木皿泉の視点の良いところは、人魚なんかいないという認識のもとに、それでも自分は人魚だと思ってしまう人間が、ヒトのまま生きるにはなにがあれば良いのか、という認識が嘘っぽくないところだと思うんだけど。このドラマはそれを描く上でQ10前田敦子)がロボットだったり平太(佐藤健)たちが高校生(思春期のコドモ)だったりすることがうまく機能していてすごく良いです。どのキャラもうまくはなしに絡んでるし、この先が楽しみだ。