大切なことはすべて君が教えてくれた/第2話「女の戦」

脚本:安達奈緒子 演出:西浦正記
始まることもよく知らなかったし先週はまったく見てなかったけど、今週は一応開始20分くらいから見ました。いや某所で噂を見かけた以上、春馬がなにさせられてるのか気になる程度の愛情は春馬にあるし、若い世代の人気俳優としての春馬にあてがわれた仕事の質が気になる程度には、春馬が今後どう育つかと今後の若手俳優のクオリティがどうなるかには直接的な因果関係があると思ってるですよ。
だから見てみたけど、まあ春馬はこの柏木修二(三浦春馬)という人を正しく演じてるんだと思います。んで正しく演じた結果、この人にはなんの魅力もないよね。だって婚約者がいるのに教え子と寝たことをどうしようと思ってる男なんか「だらしないなあ」としか思い様がないじゃん。下半身がだらしないのかそういうことを婚約者に隠そうとする心根がだらしないのか、子供の恋を言いくるめることもできない世間知のなさがだらしないのかはこの際問わんが、それらすべて含めて「しょーもない男だなあ」としか思い様がないです。なんで春馬でこのはなし? そういうだらしなさを男の可愛げに見せられる世代の役者ならいくらでもいるでしょ。これはまだオグリンとかあこら世代の役だと思う。ハタチの春馬が結婚前の男の浮気の後ろめたさを演じろと言われても、できるできない以前にこっちが演ってるように見れねーよ(^_^;。
ひかりの武田咲ってGOLDのビューティフルチャイルドだよねー? 日本海の疾風と漆黒の翼がこんなところで兄弟に……。←分かりにくくオゲレツw。いやたぶんどこかは知らんが力入ってるからこのポジションなんだろうが、汚れ仕事が続いてる印象であんまおいしい感じがしないなあ。なんかカクベイジシくさいw。
かのサムハイでもおんなじネタのはなしがありましたが、あれもたいがいなはなしだったけど、主人公にとってどういうはなしなのかが分かっただけずいぶんマシだった印象があるなあ。思い出は美化されてるのかも知れないけど。
だってこのはなしは、エピソードが修二にとってどんなもんなのかがまるで分かりません。春馬がやってるからからっぽに見えるんじゃなくて、春馬はからっぽな人を正しく演じてるんだと思うよ。つか初回12.1%がゲツクとしては史上ワースト1位らしいけど、むしろ12万人の人がこんなはなしの初回を見てるのが間違いつっか、ゲツクってドラマ界の不良債権だと思う。