開拓者たち/第2回「逃避行」

この番組を録るためにDVDレコーダーとテレビを買った(どっちも修理に出さなあかん状況だった)自分のアホさを私は後悔しませんが、録画操作をミスって途中で切れてしまったことには自己嫌悪しまくりです。よかったよ、再放送のあるNHKの番組でw。
しかしハツ(満島ひかり)の笑顔のない75分はあまりに重かった。そりゃー笑える状況じゃないのは分かるけど、エピの組み方とかそういうのでちょっとくらい……と思ったら、子供が生まれるシーンとか髪を切るシーンとかあったか。でもあんなシーン重た過ぎて和めねーし(θ_θ;。
拷問に怯える同僚に「それだけのことをしたんだから、なにをされても仕方ない」という一方で、「なにも知らない」と言い張る金次(綾野剛)の複雑さというのは実に綾野君っぽくって良かったです。こういうの見るとニコニコしちゃうなあ。いや笑うシーンじゃないんだけどw。
描かれたものが事実であることに無口になっちゃうことはあるし、その中で事態を好転させるものが劇中人物の絆であることのおはなし感はあるけど、“知っている人が生きている”という事実には無条件で希望があるよねえ。なんだかんだ言って、そういう「あの人が生きていた」という喜びの繰り返しで、みんな立ち直っていったんだろうなあ。