八重の桜/第7話「将軍の首」

脚本:山本むつみ 演出:末長 創
文久2年(1862年)八重(綾瀬はるか)17才、覚馬(西島秀俊)34才、尚之助(長谷川博己)26才、修理(斎藤工)28才、容保(綾野剛)26才。 *1
この事件って龍馬伝ではなし出てた気がするなあ。そういうことがあったってはなしだけだけど。違ったっけ? 出てきた天誅事件は以蔵の犯行とされてるもんばっかだけど。
というわけで。八重の容保様はずっとお目目真っ赤のうるうるだなあ。しかも今週終盤で闇落ち。いやそんな簡単なはなしじゃないね、ごめんごめんw。
今週のはなしって、守護職拝命の表と裏みたいなはなしだったんじゃないの? 絵巻物みたいな立派な行軍と持ち上げられても、会津の方じゃ苦労とか別れとかいろいろあって、でも容保様って基本的にモノゴト表からしか見ない人だからさ。それが表だと言われる違和感は不安ではあるんだろうけど、そういう意味じゃ会津の人はみんなまっすぐな人たちだしね。
でもまあまっすぐな人が表だと思って見ていたものが裏だと気づいた時に、全部表はそっちだと思い込んじゃうのもよくあることなんでね。このタイミングで壬生浪士組と容保様は混ぜるなキケン、て気がする。
はなし自体は最近の急展開からしたらなにも起こってないくらいの、攘夷派の説得にあたってた会津がなぜああなったかって動機付けだけみたいなはなしだけど、それって延々容保様の内的葛藤のはなしだったってことじゃん、ってことなので私は大変満足です。むしろ食い過ぎてお腹いっぱいw。おまけに神保修理に工ちゃんかー。あー先が楽しみv。
そういえば綾野君のコメント目当てに見たとっておきサンデーで八重のVFXのはなしをしてたけど、やたら奥行きのある八重の屋内描写とかみんなCGなんだってね。ライティングの補正とかもやってるみたいで、八重の画面の統一感って、きれいさの基準がきっちりしてるからってのがあるんだろうな。

*1:生年より単純計算