世界から猫が消えたなら/川村元気

あえて読む気もなかったのだけど、ふと気づくと職場に売ってたんで買った。あんま文庫とか送り込まれない店なんで、ちょっとこの企画の立ち位置に遠い目になったり(笑。
本としてそこそこ面白かったのもあるけど、読んでてすんなり健のお芝居が想像できる感じのおさまりの良さとか、ヒロインに宮崎あおいって辺りの「なるほどね」感とか、脚本音楽とかそこら辺含めて、非常にできあがりの想像がつくと同時に、そこに健がキャスティングされていることに違和感がなくて、けっこう公開が楽しみです。そこのところに違和感があるから、なかなか映画館までは体が動かないことが多いのがやつのお仕事なので。いや見にいきたいのはやまやまですよ。事情が許さないから見にいかないだけで(^_^;w。
なんだかんだいってこのはなしの中で消えてしまったものってそんないくつもなくて、でも自分の命となら引き換えにして良い程必要のないものってそんなにないんじゃないかなあ。映画のためなら死んでも良いとは思わないけど、映画のない世界は生きていたくないよ私は。たとえ映画館に行く時間的余裕がなくてもw。