コウノドリ/第2話

脚本:山本むつみ 演出:土井裕泰
正直“赤ん坊が無事に生まれるはなし”に不快感を感じる人はそんないないだろうし、予定調和に陥っても不思議もなければ、ここまで頑張らなくてもある程度の感動は担保できるはなしだと思うんだよね。でもそれ以上の、しみじみとした気分の良さがあるのは、この病院の医師他のスタッフがすごい良い人で、その真摯さに対する感動がすでにあるからだと思うの。
んでそういう“おはなしの出来の良さ”に対する安心感がある一方で、サクラ先生の綾野君がすごい良いと思うのは、サクラが綾野君ならではのサクラである一方で、それを演じる綾野君が「え。この人こういう顔できるんだ」っていう、“見たことのない綾野君”だからだってことが大きい。それが演技力への評価かといえば違うような気はするけど、私の思っていた役者・綾野君は、思っていた次の段階にはもう来ているんだなとは思うな。
ちなみに録画予約がしてなくて頭2分見逸った。毎週録画した気でいたのに。
無理矢理帰れて良かったよ。