べっぴんさん

ずっと朝ドラ見てなかったんだけど、今年に入って生活パターンが変わったことと、たまたま見た回に二郎(林遣都)初登場で、「誰だっけ。このクールビューティ」と思ったことですっかりはまってしまった。つっか林遣都全然分かんなかったよ。バッテリーからずっと子供子供した子だと思ってたし(勤め人キャラ多いんだけどね)、二郎も色っぽいけど少年っぽいっていうか、五月同様無理して大人になろうとしてるキャラだと思うけど、すごい危うい色っぽさがある。そりゃーあんなんに出会ったら人生変わるとは思うけどさー。
見てるけどすみれに全然好意的になれないのは、見始めた時点ですみれがもう母親だったから、親としての身勝手さが鼻につくからだと思う。すみれが子供の頃から見ていれば気持ちに寄り添えるんだろうけど、私って独身者だから母親に点数辛いしw。
でもまあさくらはさくらで好感持てないのは、やってることがまぎれもない“お嬢さんのわがまま”だからだよねー。すぐ近くに二郎や五月みたいな自分の夢や誇りのために生活の苦労も甘んじて受け入れてる若い子がいるのに、東京行ったとしてどのツラ下げて親掛かりの生活する気だろう。
あとAISがVANであることを考えると、今日土曜日の「根を張らないと」とか「なにを目指すんだ」という問いの示す未来はとても暗いんだけど、潔(高良健吾)とのシーンとか見ていると。栄輔ってすごい大雑把で複雑な意味で“悪役”なんだろうと思うな。
しかしなんだ。フレフレガールの応援部員だった永山絢斗や、少年白洲次郎だった高良健吾が次の世代を見守る“大人”を演じてる。役の年齢は必ずしも実年齢とリンクしてはいないけど、少年が大人になるだけの時間を見せてもらってるんだと思ったら感慨深いね。