あなたのことはそれほど/#10(最終話)

脚本:吉澤智子 演出:金子文紀 原作:いくえみ綾
最終回になって「有島(鈴木伸之)頑張れ!」という以外の感想が出なかったのは、登場人物中有島だけが自分の幸せを守るために関わる人の気持ちを考えようとしてたからで、自分の気持ちのために自分まで不幸になろうとする麗華(仲里依紗)すら今週は不愉快なだけでした。
自分のことしか考えてない美都(波瑠)が幸せになれないのは当然として、涼ちゃん(東出昌大)も自分のことしか考えてないよなあ。やっぱこんな人と幸せにはなれないよなあ。
まあ美都が最後まで馬鹿だったのは、ある意味清々しかった。有島が元さやで良かったよ。
くだんないはなしではあったけど、人間ってこの程度にはくだんないもんかもなあ、っていう程度には面白かったと思う。いろいろ気持ちは動いてました。それで充分です。