女子的生活/最終話

展開が気になって原作を買って読んでしまったのはちょっと失敗だったかなあ、と思いつつ(書籍がなくてkindleで買っちゃったよw)、ラストまで面白かった。マナミとケンイチ周りのエピは「最後にこれ持ってこられてもなあ」というはなしではあったんだけど、ドラマ版はあくまで後藤(町田啓太)とみき(志尊淳)のはなしで通したのが良かったと思う。
みきっていうのはさ。強くて信念があって、って風でありたいと思っているけど、スカートはいて暮らせるほど綺麗でいることは頑張れても、自分が汚いオッサンになった時にそれでもスカートで暮らそうと頑張るタイプじゃないと思うんだよね。そこにはみきなりの美意識とか自己愛とかあると思うけど、自分のライフスタイルを、主義主張に忖度して曲げる必要なんかそもそもないと思うのだ。そしてこのドラマは、こういうモチーフを扱っているにも関わらず、そういう当たり前のことを当たり前に描いてたのがすげー良かったと思う。
ドラマって下手したらみきより後藤の方が分かってるくらいのキャラだったと思うけど、このふたりが性的なものとかやおい的なものとかまるでない、もっといえば成人男子のマウンティング的なものにも捕われない、高校男子の友情でもって関係性を貫いたのがほんと良かったよね。
たった4話だけどほんと面白かった。続きが見たいとは思わないけど、志尊君と町田君の次の仕事はちょー楽しみw。