海月姫/〜5話

脚本:徳永友一
演出:石川淳一、山内大典
社会性のない人は見ていてツライんで、最初はけっこう斜めで見ていたんだけど、5話まで来て登場人物の勘違いとかからくる行き違いが整理されてすごい見やすくなった。と同時に5話は神回だったw。
まあ今週月海(芳根京子)のやったことってドライヤー借りにいっただけじゃん、ってはなしなんだけど、誰に強制されたわけでもなく、月海が自発的にやった時点でエライと思う。必要に迫られたらたいていのことはやる私でも、アレ(付き合いのないご近所にドライヤーを借りにいく)はできないかも知れない。
このドラマがどんどん楽しみになるのは、蔵子(瀬戸康史)のビジュアルのクオリティがどんどん上がるのがオカシイとか(絶対1話より今の方がカワイイから!)、要潤おかしー、ゲラゲラーとか、亜美ちゃん(@セーラームーン泉里香の過去仕事)なにやってんの、とかあるけど、はなしが進むにつれ、独善的でおしつけがましい蔵之介の暴走が、尼〜ズとの交友や尼〜ズ自体の覚醒によって、良い結果を得ることが蔵之介自身の覚醒に繋がっていると見えることだと思う。うん私かなりこのドラマ蔵之介中心で見てるわw。
自分の好きなことにこだわりを持つのは悪いことじゃないけど、そのこだわりで他人を勝手に敵認定して、見えない敵におびえて世界を狭くするのは人生の無駄遣いだと思うんだよね。そういうところに風穴をあけているのが他ならぬ尼〜ズと蔵之介たちの関係の進行だというのがすごく気持ち良い。
千絵子(富山えり子)の着物とか毎週可愛いし、クラゲドレスとかほんと素敵に仕上げてるし、今週のノムさん安達祐実)のドレスとか画面のセンスも良いよなー。見てない人は見てみて。これ見ないのもったいないからw。