TAJOMARUなお買い物。

メイキングオブTAJOMARU

「もしかしてサークルKのチケット付メイキングと内容一緒かしら」と思いつつ、待っててもしょうがないんで早々に買いました。かぶったらその時はその時だ。
山本又一朗プロデュースのオグリン作品は事前情報を聞くと微妙な気持ちにさせられるものが多くて、これも相当心配にはなっているんですが(だって舞台っぽい作品ならカメラ回しておけばなんとかなるだろうってさー。舞台こそ演出のプランがきっちりなかったらまとまんないだろうに。中野裕之監督は全速力海岸は好きだったけど、NGの理由を言わないという監督方法といい、こういう規模の映画を撮るには不向きなんじゃという気が)楽しみになってきているのは田中圭の演じる桜丸という役が、私のツボなんじゃないかという感触がけっこうあるからですね。ほら私偏った人好きだから!←それで済ますなw。
一応原作な芥川龍之介の「薮の中」は原作も読んでいるし1997年の「MISTY」も見てますが(トヨエツマイブームのピークの作品なんで)もともとそんな面白いはなしじゃないし、情報聞く限りまるっと別物なのはありがたいくらいです。
メイキングのナレーションを田中君がやっていることからいってむしろ田中君推しの映画なんじゃないのと思うし、作品的な出番の分量はともかく作品のできのキーになるのは田中君の桜丸なんじゃないかと思うしさー。
田中君はギャオマガジンのインタビューでも、「悪役だから悪くやろうと思ってウキウキで臨んだけど、やってみたら桜丸の気持ちが分からなくてすごく悩んだ結果、“可哀想な男”という部分を貫こうと思った」って言ってて、たぶんそれは正しいと思うというか、ちゃんとそうなってたらこれはそれなり私のツボには入ると思う。ただ私田中君好きだけど表現力にそこまで信頼感ないから、このDVD見てても発声からパーソナリティまで100%イマドキノコな田中君が、どこまでオグリンと渉り合えるかが評価のカギかなーw。私の場合綾野君出てる時点で見にいくのは決まってるんで、面白いと良いなあ、って問題だし。あ。林田裕至さんの美術は見るからにすごいんで、結構それだけでも楽しみだ。ショーケンとか本田博太郎さんもかっこいいしね。

GyaO Magazine 2009.10

GyaO Magazine (ギャオマガジン) 2009年 10月号 [雑誌]

GyaO Magazine (ギャオマガジン) 2009年 10月号 [雑誌]

綾野君のサイトの雑誌情報にあったんで中身見ないで買ったけど、クロ2のエピソードガイドか?と思ったら「その存在感の理由とは? 気になる俳優・綾野剛」として見開きカラーP2でインタビューのおまけにBOOK情報の「イチオシ!私のこの一冊」も綾野君でした。すげー! 紹介してた藤原新也の「渋谷」は冬に公開される主演映画の原作本なんだけどね。どうでも良いけど綾野君のサイトのinfomationにある渋谷の画像をクリックするとアクエリアンエイジに飛ばされるのがすごい気になる。あれいつ直るんだろう(θ_θ;)
藤原新也自体はよく知らんのだけど、メメント・モリの頃になにかのきっかけですげー発言にむかついた記憶があって、敬して遠ざけていた人なのでこの映画の仕事を聞いた時はちょっと固まりました。せっかくだから公開前には読むかなとか思ってるけどさー。
しかしインタビューで言ってた中野監督の家で6時間海の映像見てたはなしとか、なんか綾野君のインタビュー読んでると私ちょっと自分がキライになるよ。ふだんそういうこと思わないんだけど(^_^;。
他にはオグリンロングインタビュー。インタとしてはTAJOMARU中心だけど、本人の頭は自分の初監督作品でいっぱいっぽい感じw。BECKの対談はもとバンド追っかけの私としては鼻で笑っちゃう内容でしたが、別にバンドインタビューじゃないんで出来上がった映像が良ければなんの文句もございませんはい。でもそれはそれとして、はなしがまるでかみ合ってないような気がするのは気のせいかなあ。フォローしろよ編集者w。

CINEFIL vol.1

CINEFIL 1 (DIA COLLECTION)

CINEFIL 1 (DIA COLLECTION)

メイキング同様買ったのはけっこう前。いわゆるイケメンMOOKの創刊号ですが内容は映画中心。巻頭特集でTAJOMARUをしている中に綾野剛くんの道兼一味座談会があったんで購入。どうでも良いけど道兼一味、綾野君の他は山口祥之さん、須賀貴匡君ってなにこの仮面ライダー(^_^;。関係ないのやべさんだけだよ。
しかしやべさんぶっちゃけ過ぎ。ファンの夢を壊さないでください(笑。
現場楽しそうでなによりなんですが、この対談そのものよりオグリンや田中圭君とのインタビューも合わせて現場の雰囲気とかそういうのを想像する感じかなあ。でもこの座談会の綾野君は、すげーカワイイ顔してるんで満足(笑。綾野君に限らないけどw。
というか私は黒澤明の「羅生門」の原作が「薮の中」であることを今回はじめて知ったよ。だって芥川に羅生門あるからさー。そっちだと思うじゃん。
まあ山本さんって見るからにヤマ師って感じであまり良い印象なかったんだけど、私の好みとは相性良い気がするからなー。クロ2を3度見たのは綾野君ゆえでも、出てるとこ以外退屈とか全然思わんかったし。
そうかといってTAJOMARUが面白そうだとはまるで思わないけどさ。いや私は好きそうかも、って思ってるけどエンタメとして面白そうかと言われたらよく分からん。むしろ大ヒットとかしたら気持ち悪いかも。公開規模も小さいし。
個人的には好きそうなんですごい楽しみだけどね。