仮面ライダー電王/第30話「奥さん花火どう?」

デネブのはなしってことで侑斗の出番を期待し過ぎたのもあり、あまり面白いとは思わないはなしであった。一番笑えたのが戦闘シーン、胸のリュータがぱっくり口を開けてミサイル発射したとこだったからなあ。ボイスターズシャウトって名前といい、イマジン体のリュータがパカっと口開けて叫んでるとこ想像しちゃう武器だ。まあ公式にある梅雨時期の撮影も含め、どうにも現場の混乱が透けて見える出来だったのは仕方ないよね。せっかく良太郎がタロズと繋がってるって設定があるんだから良太郎の気持ちにタロズが突っ込むってシーンも作れると思うんだけど、タロズは良太郎を導くポジションじゃないからなあ。
しかしタロズ消滅の危機を経て、モモったらちょっと大人になったんじゃない? 良太郎はちょっと赤ちゃん返りしてるけどw。

今週の契約者寺崎は、子供向けドラマの分かりやすさを求めたにしても随分な男だった。大好きなドラマアストロ球団の主役球一君とはいえあれはちょっと……。といってふと気付いたがあのドラマ、キャスト・キャラ含めて誰にもはまってないんだよなー。なんであんなにはまってたんだろう。ドラマ萌え? まあ余談ですが。
夢を求めて花火職人って、そういうことは独身の頃にやってくださいよ。まあそういうろくでなしどものドラマを、中の人萌えも含めて可愛げに見えるような人を上手にキャスティングしているのも、電王の良いとこだとは思うけどさ。

幸せの青い鳥イマジンはなかなか良い味出してたし、離れた子供の名前をずっとつけてて花火にもつけてる寺崎とか、なんにもきっかけがなくても仲直りしたい気持ちをちゃんと見せてる野上姉弟とか、けっこうギリギリなところでやっとなんとかなってたって感じのエピだった。まあ今後に期待ってことで。デネブに攻撃されるソードフォームとか、侑斗をだっこして振り回すデネブとかは楽しかったよ。みんなで花火行く約束してるミルクディッパーチームとか、尾崎と三浦って初期より愛理内ポジション上がってるんじゃない? 恋愛対象として見られてはいないだろうけどw。
どうでも良いけど戦闘中にやられて悲鳴を上げるのがタロスだけっていうのずっと気になってるんだよなあ。憑依されてても良太郎の体だから、意識があれば良太郎も痛いんじゃないかと思うんだけど。一緒に悲鳴のひとつも上げれば、良太郎を戦わない主人公だとかいう寝言を言うやつは減るんじゃないかと思うんだけど……。
あ。さらにどうでも良いけど、自転車乗る時は路面を見て漕ごうね、良太郎。最初から思ってるけど自転車絡みのアクシデントは君かなり自業自得w。