仮面ライダーディケイド/第24話「見参侍戦隊」

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おもしろかったー! 久々にディケイド見たって気分になった。そして柴崎監督すごいすごい。ちょっと興奮しちゃった。電王に舞原監督が来た時みたいな気分。コンプリートフォームのバトルシーンがかっこいいなんて!←そこかw。
私が靖子にゃんのライダー仕事を評価するのって、基本的に靖子にゃんが白倉さんの好みを分かってて、その好みにそう世界を作ろうとする基準が、私が見ても面白いと思えない靖子にゃんのストレートなヒーロー像とか人の悪い物語観を相殺するからなんだよね。靖子にゃんが手癖で書いたら良太郎みたいな主人公は絶対できない、白倉ライダーという基準の中で靖子にゃんが描いたヒーローが良太郎だ、っていうそういうことが私が良太郎を“白倉ライダーの完成形”だっていうことなんだけど。脚本家は小説家と違う、番組の描きたいものの中で自分のアイデアを具体化するのが脚本家の能力だっていってんのに、そういうことが分かんない人が多くてうんざりするんだけど、とまたマキビシを撒くw。←時代劇だけにwww。
んで柴崎監督の演出に盛り上がるのは、シーンの繋ぎ目でポンと士を抜くそのショットで、士の置き去り感とかやることの分からない所在なさ、そういうのを分かりやすく見せてくるとこだよね。ディエンドライバーを盗られた海東を助けるシーンの士の人の悪さとかは靖子にゃんの手柄だと思うけど、あの海東の状態を見ながらユウスケに恩を売れるからと助けるように言う(善意で助けようとするよりとりあえず早いと思うw)、でもそこで海東の決めポーズをさりげなく入れるとかいやー。それでこそ士だ!←どんなヒーローだw。
んで今週の殿の見違えるような演技の良さも、たぶん柴崎監督の手柄だよな。ライダーと戦隊じゃドラマとしてのリアリティが違うからしょうがないんだけど。
んでディエンドに変身しちゃったアヤカシは、もうシンケンジャーの力だけじゃ倒せないってことかな。来週が楽しみー。