GOLD/#7

http://www.fujitv.co.jp/GOLD/index.html
脚本:野島伸司 演出:河毛俊作
脱力するようなしょもないはなしの感想を、うっかり書き上げたところで消しちゃって、脱力感倍増なんだけど……。言葉を選ぶ気力がかなり……(θ_θ;。
んっとさー。別に「宇津木(綾野剛)の出番これだけーヾ(。`Д´。)ノ彡☆?」とか、「さんざんひっぱった三男(朋@大江駿輔)のオチがこれー?」とか言う気はないが、「自分がなにものでもない(=つまらないヤクザものの息子である」という自己嫌悪の解決を「早乙女の息子である」ということに求めた宇津木の物語と、「金メダリストであるというアイデンティティが早乙女の名前で無視される」という辰也(寺島進)の物語が同じじゃない以上、晶(武井咲)と悠里(天海祐希)の物語もまったく別だよねえ。これなんでこんな脚本なんだろう。悠里が修一(水上剣星)の面影を宿す宇津木に惹かれる(やばいやばいw)とかいうはなしならともかく、見ていて相当「こんなオチ?」って感が……。
宇津木と晶のベッドシーンも、宇津木なりに本気だったということなんだろうけど、肩すら見えない出し惜しみ画面とはいえ、こんなんでベッドシーンやったって言われる咲ちゃんも大変ねえ、としか……。
洸(松坂桃李)の挫折のネタふりとか、廉(矢野聖人)の病気の悪化とかはあったけど、いつも意味のない悠里の演説とはいえ今日の中身の唐突さは、無意味な戦場(ゴールド目指してオリンピック)に子供を送り出す悠里に対する当てこすりなのかしら?