花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011/#10

もうちょっとデリケートなはなしでも良い気はするけど、十分許容範囲というかこれくらいで良いです。このくらいのリアリティレベルでやるより仕方ないはなしだしね。
中津(三浦翔平)のひとりごとが久々に出たけど、このドラマにはもういらない見せ方だとは思ったけどさ。中津がこのどこから見ても“恋する乙女”でしかないクラスメート=瑞希前田敦子)の一途さに惚れちゃうっていうのは分からんはなしじゃないし、だからってここが“男子校”である以上クラスメートが男なのは当たり前なんだけど、それでも好きだって気持ちを男だからあきらめるっていうのも理屈に合わないといえば合わないはなしだしね。だって大切な人の幸せのためにできるだけのことがしてあげたいって、別に恋心じゃなくても友達だったら当然じゃん。
そういう“当然のこと”に、3寮長はじめ主要キャラくらいは揺らがないというのは好感度高いです。だからこそ瑞希との交流の描写もないまま、事実への反感だけを描かれるモブっ子たちは可哀想だと思ったけど( ̄ω ̄;)。萱島の全能ぶりはもう鉄板として。しかしこのはなしの流れの中で萱島の聖母ぶりが中津への特別な感情故に見える、というのはキャスティングの段階で折り込み済みのはなしかなあ。今週のあれには「セルフつっこみ?」と呟いてしまいましたよ。
この子たちのはなしがどう落ちるかっていうのはすげー楽しみv。