小児救命/#3

今週冒頭で柾先生が「手術は今始まった」って言ったのって、実際には宇宙が執刀して開腹した事実を隠してこの手術の責任は自分が持つって言ったってことだよね。結果手術が成功したから良いようなものの、やっぱそれ普通にヤバイよなー。親だって子供は助けて欲しいだろうけど、経験のない若いオネエチャンにおまかせしたいかどうかってまたはなしが別だよなー。
狩矢先生の言うように宇宙が無茶したことで助かったのかも知れないけど、たまたま結果オーライだからって自分で責任取れない、しかも他人の命のかかった無茶して良いことにはならないよな。
というように宇宙のキャラって一生懸命ならなにして良いのかって描写をした上で赤池先生とかが突っ込んではいたわけだけど、肝心の宇宙が人のこと聞いちゃいねーから「これってどーなん?」って感じだったのが、今週は「なんで宇宙はこうなのか」ってネタバラシの回。
先週のサッカー少女にしても今週のレイナにしても、動機は親の歓心を引きたいからっていうのは他に世界を持たない子供を描く以上しょうがないのかも知れないけどお約束だなあ、って感はあるけど、そうやって子供周りのエピソードの一方で宇宙の来歴とか狩矢先生の関係(これ自体が医者としての在り方の問題でしょ?)とか先生たちのドラマとか描いてるのは丁寧だと思うなあ。眼鏡っ子先生は1話でも子供の病気を見落としてたけど、これってドラマのネタ振りなのかな。
狩矢先生も賢斗君も可愛いし意外と儲けもんかも。宇宙の暴走の理由を明かした上で、周囲が懐柔される見せ方も上手いと思うな。