メイちゃんの執事☆公式のキャストインタビュー

前から思ってるんだけど、主役の二人がセットで対談ってどうなのかなあ。いや対談があっても良いけど、個別に意気込みとか聞かなくて良いの?
えー、しばらく見てない間に健と泉様主従のインタがアップになってました。つうかこの原作者さん、泉様の執事が木場って辺りでなんというかお里が知れるよな。
このインタの順番で「ああ。3番手は健だけどその次の重要ポジションは泉様主従なんだー」と判断はできるんですが、そのつもりだとしたら脚本家下手だよね? だって現状泉様空気だし。いや来週から泉様ばなしになるみたいだから空気は脱却するだろうけど、個別エピを書かなきゃキャラ立てられない脚本家なんか普通に下手っぴでしょ? 私好き嫌い以前にこのドラマのスタッフ分かってないと思うから言葉選ばないよ。
まあインタビューといっても全体に仲良しアピールだけでたいしたはなしはしてないんですが、泉様の岩佐さんの「上に兄二人いるから子供の頃からリアルお姫さま」発言は笑いました。木場の夕輝くんにお手させるはなしとか、イケパラにも出ていた姜くんがやせててイケメンだってことにはじめて気付いたってはなしの「あの役じゃかっこいいと思うわけがない」発言とか。面白いなー、この人(笑。
夕輝くんってドラフェスで見た時にどっかで見たと思ったけど、「ギラギラ」のリンクのホストだよね。あの役の方がずっときつく見えるけど。まあ可愛いんだけど空気なのはあなたのせいじゃないとは思うが、もうちょい全体に存在意義のあるはなしになると良いねー。
んでタケるんですが。
正直ROOKIESがすごく良いドラマで健もすごく頑張っていた、という事実とは別に、ROOKIESもブラマンも健本来の柄に合わない役を無理して演じてる、と思って見ていた人間としては今度の“実際の健よりずっとバカだけど柄には合ってる”剣人はすごい見ていて安心なんです。だって与えられた役のために全力で頑張るのは当然のこととして、靴のサイズは合ってた方が早く走れるに決まってるだろうよ。
実際剣人って原作よりずっとバカなんだけど、それは剣人にとって執事になるっていうのがメイのいる聖ルチアに入るための手段でしかないからで、ひいてはこの番組のスタッフにとって執事というのが、イケメンにフォーマルなかっこさせて並べとく方便でしかないからだと思うの。
でも執事ってどんな存在?という本質的な部分で、なにがあっても主(この番組においてはお嬢様、って時点でほんとはもう間違ってると思うけど)第一に仕えて主を守る、っていうそれって元々が少女漫画における相手役ポジションなわけで、番宣でヒロたんが榮倉ちゃんと自分を指して「メイちゃんと、執事、です」って言ってたけど、庶民のメイにとっては最終的に、自分のために学校生活とかそういうものも捨ててメイを好きだって気持ちだけでメイを守ろうとする剣人が“メイちゃんの執事”になるのがほんとだと思うんだ。
まあこの枠はセレブと貧乏太郎をくっつけちゃうような枠だから気は抜けないけどさー。
そういう諸々を、番組が分かっているか否かはともかく健は分かってるんじゃないかと思えるインタビューなのはありがたいこってす。良い仕事になったら良いねー。