とんび/第3〜4話

3話/脚本:森下佳子 演出:山室大輔
4話/脚本:森下佳子 演出:平川雄一
面白くなってくるというか楽になってきたというか、旭(佐藤健)が大きくなって来たことで安男(内野聖陽)が無理に“父親”の役目を果たそうとするのでなく、気は良いけどどっちかっつーとダメな男として旭と向き合い、旭が生来の聡明さで以てそれを受け入れるのが良いはなしだなあと。いやここで「ダメだけど気は良い」って言わないとこがなかなかとんびの感想書かない理由です。ああいう人苦手なんだもん(^_^;w。
しかし大人旭の“秘すれば花”については、この間の悪さが親子だなあというか自己完結型だねw。
野球ネタの照雲(野村宏伸)の奥さん(加藤貴子)の不妊ネタって、美佐子の生きてた頃から言ってたよね。こういう、良い人たちが日常的にお互いの幸せを願っている描写の積み重ねが、ふたつの時代を繋いでて良いと思うの。
相変わらず健パート自体は少ないんだけど、このくらい育つと演じてるのは子役(福崎那由他)でも、意識としてもう“旭のはなし”なのでそれなり盛り上がってます。編集部のシーンとか好きだしね。←内野謙太も本田翼も好き。