ビター・ブラッド/第2、3話

脚本:小山正太 演出:金井 紘
面白いというほど面白くもないが、腹が立つ程つまらなくもない。ていうか、はなしの温さに気恥ずかしさは感じるけど不快感はそんなない。思うに、健が夏輝(佐藤健)のキャラにはまってて、温くても分かりやすい正義感のはなしになってるからだと思う。まがりなりにも刑事さんがこんな幼気で良いのかっていうのは、このドラマにつっこんでも仕方ないんじゃないかな。馬鹿にするわけじゃなく、このぐらいのコドモ向けドラマの方が今の健にははまるというか、ジジババ受けの良い良い子ちゃんよりは、コドモにきゃあきゃあ言ってもらえそうな可愛いおにいちゃんの方が見ていて楽しい(^_^;。
ただ見ていて違和感があるのは、貝塚及川光博)の造形の極端さもさることながら、貝塚の物語に夏輝がなにひとつ関われていないことの方なんだよね。このドラマ夏輝が主役なんじゃないの? 貝塚周りを見る限り、主役は明村で夏輝は守られるヒロインかいって感じw。
まあ貝塚周りはまだ引っ張るだろうけど、これがどこに落ちるかだなあ。あんまヤなはなしにならなきゃいいなって思う。