佐藤健/深呼吸。

佐藤健写真集『深呼吸。』

佐藤健写真集『深呼吸。』

今回撮影はばくさんじゃないのね。いや撮影がばくさんじゃないだけで、こんなに健全になるのかというか爽やかになるもんかというか、なんか空気が清浄でした(笑。
撮影は健が書いてた去年8月7日から3日間の北海道旅行だね。ビジュアル的には岡田モードのエクステを外した後音弥モードにパーマをかけて切る前の、暫定的な長め黒髪パーマで写真集撮るのに中途半端な頭だよなあ、と当時は思ったものですが、見てみると意外なほど良かったです。ほんと佐藤健の写真集って感じ。これ去年のうちに出てたら良かったのになあ。そしたら去年満足した健の仕事にこの写真集って言ったのにv。<なにその上から目線w。
わりと健はグラビア仕事に馴れてきた頃から写真だと役の柄を離れた自分の色を出してきてた感じで、たぶん実際の本人は写真の感じの方が近いんじゃないかと思うけどやっぱなんか良いねー。昔竜太ロスがラジオのインタビューで地の健について、「良太郎は実際の彼と全然違うけど、唯一『変身』と言う瞬間は佐藤健の地が出る瞬間だと思う」ってはなしをしてたけど、見ていてそれを思い出したというかほんとそうなんだろうなと思った。
目的のロングインタビューはA4変型版写真集の3段組で5P強くらい。普通に対話形式じゃなく、とったインタビューを健の談話の形に再構成したもの。テキストにクレジットされてる船木恵さんはプラスアクトの編集の人だね。
今回の写真集の話題から入って、19才から20才になる自分の年齢をどう思うか的なことから、デビュー以来の環境の変化に合わせて自分はどんな人間か的なはなし、どんな風に芝居をするかとかなんで芝居が好きかとか。あとは普通に(w)恋愛ネタで恋愛にどう対する人間かというはなしを語り、シメは10年後の自分はなにをしてるかってはなし。
インタでも「考え方が理系っぽいって言われる」ってはなしをしてるけど、一度聞いてみたいのは「国語の成績良かった?」ってことで、まあ漢字力を見るにあまり良くはなさそうだけど、私のこの人の印象って「正解がすぐ分かる人」なんだ。分析的国語力っていうか。仕事見てても「この役のこの演技はこうやるのが正解」ってビジョンに対するカンは良いんだろうなあ、っていうのはすごい思うから。あ。言っとくけど分かることとできることは別ね。
まあ去年から見ていて、健のファンやっててつくづく自分は幸せだと思うのは、この子がちょっと珍しいくらいお芝居するのが好きなんだろうな、と思うところね。
正直今の状況ってちょっと盛り上がり過ぎなんじゃね?、と思うところはあるんだけど、それでもこの盛り上がりのおかげで健がお芝居の機会を得られるのはファンとしてすげーうれしいし、その中ですくすく育って欲しいなと思うわけですよ。希望としてはもう4cmくらい。←そういうはなしじゃないw。
まあ良い写真集でございました。2008年の健の仕事としては、かなり大きな安心感をいただいた感じでございます。ありがたやv。