とんび/第2話
脚本:森下佳子 演出:平川雄一朗
いつもこういう感じで“バカ”ではなく“剛胆”を演じることの多い内野さんだけに、安男(内野聖陽)のキャラが「バカだなあ」という感じがないのがドラマとして若干ツライ。安男はどうせ間違えないのだろう、と見えてしまうのであんまハラハラしないしなー。
でもその正道に戻る感じが(きっかけが和尚@柄本明だけにw)ベタだけどさすがな芝居場になってるんで分かっていても泣かされる。子役(五十嵐陽向)も上手いしなー。この子健に似てるのも良いよなー。
ドラマはふつーに面白いので特に不満はないんだけど、健成分が少ないんで出番に盛り上がらんのはしょーがないです
ずっとおねしょが止まらなかった旭がお見合い相手に遊んでもらって止まり、再婚を聞いてまたおねしょ、ってシーンでたまらず切れちゃう安男との芝居がベタだけど泣けた。こういう聡明な子供に大人の無理は通用しないんだよなー。
どうでも良いけどうちの母親が「あの子供あの息子の子供ながけ。どんなはなしながいねん」というので、「見とったら今に分かるやろいね。私かしてあんたと同じだけしか見とらんがいから知らんわいねん」と流してしまった。似たようなこと言ってるオバチャンが全国にいっぱいいるんだろうな